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Paypal新少額決済サービスMicropaymentsの衝撃とは | Over the Vertex of Technology by 朝山貴生
先日上記の記事が公開され大きな反響を呼んだが、今回はこの記事から透けて見える日本と欧米の文化的な差異を見ていきたいと思う
1.体質の古さ
多数の店舗と生保レディを抱えてその費用を保険料から回収しないといけないが、その負債を持っていないので格安に保険料が設定できるライフネット生命。
電話線と莫大な代理店を抱えているためにそれをペイしないといけないが、インターネットを使うことで安く電話が提供できるようになったIP電話。
いずれも同じサービスをベースにバックにある古い既存の体質から新しいものへと切り替わっている様子だが、特に日本の体質が古いということは多い。欧米では新規参入組が新しい体質で勝負を挑んできたときにできるだけ新しいものへと企業変革を行うのだが、日本では参入障壁を掲げて妨害する方向へ走る。それが失敗すると企業変革をせずにただただ指をくわえて参入を見ているだけである。単に体質が古いだけでなく、新規参入組に変革で対抗しようとする意志が見られない
100年前の技術から現代への教訓を学ぶ(15.365 Disruptive Technology) - My Life After MIT Sloan
こちらの記事にあるように旧技術の最後のあがきが見られることがほとんどないのだ


2.互助VS受益者負担
日本はつながりが薄れたとはいえ互助の考え方がいまだに大好きである。言い換えれば見えないところで余計なコストを背負わされていることに疑問を持たないのである。そういう社会ではできる限りアウトローな立場にいたほうが利益を得ることができる。たとえばスーパーやコンビニの袋は海外では有料。2個3個ほしければその分金を払えばいいのである。一方日本では無料である。2個3個ほしければいえばかごに突っ込んでくれる。
海外はトイレも有料である。はじめはものすごく違和感を感じたが、たとえばマクドナルドに行ったらトイレが有料になっていた(50セント)この50セントはマクドナルドの50セント分のクーポンになる。つまり「マクドナルドでトイレを使用しない人は清掃費や洗浄のコストを払わなくてよい」という考え方で、冷静に考えれば至極まっとうな考えである。受益者負担といえるであろう。一方日本ではマクドナルドの販売価格に当然店内やトイレ清掃費も含まれている。ちなみに海外のピザ屋では持ち帰り用の箱が有料のところもあるがこれも受益者負担と考えることができるだろう。(そう考えると日本のピザ屋のピザの値段ははじめから宅配を想定した値段になっていることは明らかだが、かといって店内で受け取ってもそれほど安くならないのはなんでだろうね)
本文中にもあるように、欧米の場合は何の問題もない優良顧客には通常手数料は安いがいざリスクフラグが立つと強烈な失点を付けられるというシステムです。日本のようにみんなで誰かのミスを“過剰なまでに”カバーしてくれるのであれば、割合ミスをしておいた方が結果的に楽にやっていけるという考えに至るのは自然でしょう。


3.クレジットカード決済は本当に必要か
たとえばVISAなんかは店側の加入手数料が高く、決済手数料も高い割に日本の特にそこそこ都会のエリアでは使えない店がないぐらいである。一方海外に出て驚いたのは、ある20万人都市の一番大きな電気屋でVISAカードが使えないのである。日本だと茨城県つくば市で一番大きな電気屋でVISAカードが使えないようなものである。VISAだけではない、クレジットカード全般がそこでは使えなかった。みんなそこでは現金かデビッドカードによる決済(日本だとViewSUICA。2,3日以内に口座から自動的に引き落とされる形)またはQuick(日本だと電子マネーに相当。前払い式)に限定されていた。
当然私は困ったが店側からすれば「高い加入手数料と決済手数料を払ってクレジットカード払いに対応させる意味なし」という判断だったんだろう
日本だとクレジットカードの普及率を考えてもあり得ない判断であろうが、逆に店舗によってはクレジットカードによる決済が少ない場合、クレジットカードによる決済を辞めてしまったほうが利益が上がるような店なんかも出てくるかもしれない。


ちなみにPaypalは以下の記事が参考になるので興味がある人はアカウントを作ってみよう
PayPalの使い方特設サイト - nanapiコラボレシピ -
2011.01.20 Thu l 思想録 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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